寺子屋クラブ

WEBマーケティング・心理学・統計学・機械学習

デザインとはディスカッションである

以前勧められた際に購入してから積んでいた本、「なるほどデザイン」をついに読みました。デザインする時、デザイナーの頭のなかではどのようなプロセスが行われるのかという本です。デザインを「体系化されたノウハウ」として触れるのが初めてだったので、目から鱗でした。個人的に新しい発見だと思った点をまとめておきます。 

なるほどデザイン

なるほどデザイン

 

 

バックリ言うと、デザイニングプロセスとは下記の3点であると感じました。

  1. Who / What / Why / When(Where)を定義する = 前提条件の定義
  2. 使用するモチーフを選ぶ = アイデアの発散・収縮
  3. 細部でバランスを取る = 細部を詰める

どうでしょうか。ディスカッションっぽいじゃないですか?まだ共感できないという方は、サクサク詳細に進んじゃってください。

 

1. Who / What / Why / When(Where)を定義する

デザインを届ける相手・訴求メッセージ・伝える目的・どう伝えるかを定義しましょうという当たり前の話。まずこの4つをしっかり言語化することで、デザインの雰囲気を大枠として作るのが大事だそうだ。

 

2.使用するモチーフを選ぶ

僕が衝撃を受けたのはここ。「ロードバイクのかっこいいポスターを作って下さい」という依頼が来たとすると、

 

  1. メッセージから連想されるWordを出す
  2. ロードバイクのかっこよさ ⇛ さわやか・街・風・空・機械美
  3. 出てきたWordを画像として並べる
  4. 共通項的なパターンをモチーフとして使う

 

つまり、①②抽象的メッセージを単語として発散して、③画像として具体化し、④再度パターンとして抽象化すると、メッセージ訴求に効果的なモチーフを抽出できるのです。

 

お気づきかもしれないが、行っているプロセスはディスカッションと全く同じなんです。一見、ロジックとは正反対に位置する存在と思えるが、実はデザインもロジックで成り立っているのではないかと感じた瞬間です。まぁ見るのは人間なので当たり前といえば当たり前なんですけどね。

 

3.細部を詰める

ここに関しては非常に情報量が豊富でした。タイポグラフィ、グラフ、人間の錯覚、色彩等、様々な切り口から細部へのこだわり方を事例を持って紹介してくれます。

 

まとめ

これまで学問としてデザインを学んでこなかった方には是非オススメの一冊です。